★準2級合格ライン

★準2級合格ライン

英検準2級の合格ラインと出題傾向を分析しています。準2級は長文読解の語い数が一気に増える級なので、抽象語対策が必須です。リスニング対策も長期的にとりくんでいきましょう。

攻略法と合格対策

英検準2級は、約3,600語〔高校初級までの語い〕による長文読解・リスニング・英作文・単熟語/語法のテストです。2級合格へのブリッジテストと言えます。合格者の比率は高校生が66%、中学生が27%、小学生も年々合格者が増えています。

一次試験は全70問、70点満点で筆記(65分、50問)とリスニング(20分、20問)問題に分かれています。二次試験は50語程度の英文とイラストを見て、面接官の質問に英語で答えます。一次も二次も約65%が合格ラインなので70%以上の実力完成を目指して学習計画を立てていくとよいと思います。

英検準2級の問題構成

 


一次試験(筆記65分とリスニング25分)と二次試験(面接形式6分のスピーキングテスト) に分かれています。
●一次試験
一次試験の出題内容は単熟語・語法問題20問、長文読解問題20問、 英作問題5問、リスニング問題30問の4領域に分かれています。
★リスニング30問の構成は

・会話の応答文選択 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回、補助イラスト付き)

・一致選択 会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

・一致選択 短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回)

 

●二次試験

二次試験では発話力が評価されます。音読1題、パッセージに関する質問1題、イラストについての質問2題、受験者自身の意見2題が出題内容です。約6分の試験時間です。
★英検二次対策法はこちらです!

 

 

一次試験分野別合格対策

 

★長文読解問題
3級までのレベルと比べ抽象語が頻出してきますので派生語など意識して習得していく必要があります。
また文章を単語や文節ごとにごと細切れの読解法では解答時間の不足は必至となります。できるだけ大きな文脈で読めるように読解訓練が必要です。書き手が何を言いたいのか、常に意識して読むことが肝要です。
コツとしては、すぐに長文を読まずに設問の選択肢から長文の内容の文脈を想像し、誰(何)がどうした(どうなった)いわゆる「5W1H」を意識し、場所・時間などをある程度イメージしたら、最初の段落を読み始め、設問に出てくる主語や動詞などと照らし合わせながら先へ進めます。
各段落のはじめにトピックセンテンスが記述されていることが多々ありますので見逃さないで読み進めるのもポイントかと思います。

 

 

★英作文問題

短文または会話文を読み、前後関係に合うように与えられた語句を並べ替える問題です。問題数は5題ですが、8分から10分以内でこなしていくことが必要です。
前後の文脈を見極めて句をつくるのか節をつくるのかを考える必要があります。また品詞の見極めをしてできるだけ修飾語句や修飾される名詞などの判断からまとまりをつくって、作文を行うようにしましょう。
頭の中で作文すると意外に失敗するものです。できるだけ文全体を書いてみることが大切です。予想問題や過去問で何度もチャレンジしてください。

 

 

 

 

★単熟語・語法問題

大問1の短文の語句空所補充を問う問題は全体の26%程度を占めています。不合格になる人はこの設問1の得点が低い結果が出ています。語彙だけでなく文法、語法力問われれていますので解説の詳しい参考書や辞書を活用し、コツコツ定着を図りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★リスニング問題

リスニングは慣れがなによりも大切なのですが、短期間で攻略できるものではありません。準備期間はできるだけ長くとりましょう。聞き取れなかった英文や短文はスクリプトをみて、読む練習を積むことがポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

準2級者向きリスニング教材一覧!

 

 

◇スキルアップコーナー!

準2級に合格するには、まず現在の実力を把握し、問題点を分析することです。ボキャビル道場では準2級の頻出語句をテーマ別に構成されています。音読しながら意味を確認し、何度も繰り返しながら、単語、熟語力をぜひ身につけて下さい。マウスを置くだけで即解答を確認できるので効率よく定着しますのでより実力を高めて下さい。

★大問1の短文の語句空所補充を問う問題

全体の20%程度を占めている大問1の語句空所補充問題 。不合格になる人はこの得点が低い結果が出ています。語彙だけでなく語法力問われれていますのでコツコツ定着を図りましょう。