英検準1級の出題傾向と社会的評価

準1級は7500語から8000語の語彙数での表現で構成されています。
合格者の比率は社会人が約44%、大学生が約24%、高校生が約20%で合格率は約16.7%の難関試験です。出題傾向は芸術、文化、歴史、教育、科学、自然、環境、医療、テクノロジーなど多岐に渡っています。

英検準1級レベルは就職、留学、英語教員採用試験など社会的にも優遇され大いに評価されます。トーイックとの相関レベルは準1級高得点者はでは900前後、合格ライン者の場合750前後と格差があるとデータに出ています。

英検準1級の配点とコンテンツ

●一次試験
一次筆記試験は全71問(90分)の99点満点で、語い力25問(各25点)、読解力16問(26点)、 Eメールなどの返信文(100語前後)1問(14点)、リスニング問題は29問(25分)の34満点問題です。二次試験は面接形式のスピーキングテスト、約8分のテストです。

コンテンツは社会生活、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然、環境、医療、テクノロジー、政治、ビジネスと多岐に渡り幅広く出題されています。特に学際的な分野の出題が多く、トーイックのビジネス的な内容に対して英検準1級はアカデミックなテスト問題と言えます。 一次も二次も約65%程度が合格ラインなので70%以上の実力完成を目指して綿密な勉強プランを立てましょう。

★リスニング問題の構成は
●会話の内容に関する質問に答える。12問(放送回数1回)
●パッセージの内容に関する質問に答える。12問(放送回数1回)
●Read-Life形式の放送内容に関する質問に答える。5問 

●二次試験
場面・題材は社会性の高い分野からの出題です。求められる能力は『発話力』で、応答内容、発音、語彙、文法、情報量そ して能動的なコミニュケーション力をチェックされます。4コマのイラストの展開を説明(2分間)、イラスト関連質問、問題カードのトピックに関連した質問などです。約8分の試験時間です。面接委員は1名。

分野別攻略法と必須問題集

★長文読解問題
語彙数は約7500語から8000語よる表現レベルですから生半可な勉強では到底対応できません。出題される文章は「環境・自然科学」「海外の文化 や歴史・言語」といったトピックが多いので海外の情報を日本語でもしっかりと蓄えておくことが大前提です。

基本的な進め方は単語や文節ごとの細切れの読解法では時間不足は明らか、できるだけ大きな文脈で読み取る直読直解力、パラグラフリーディングが必要です。ただ速読テクニックに依存した方法ではレベルによっては伸びなくなる恐れがあります。

また太刀打ちできなかった1つの段落だけでも、辞書を片手に、正確に訳し、抽象語などは派生語まで徹底的に勉強の枠を広げることが効果的です。読解後、パラグラフの要約も実践しましょう。文法・構文力が身につき、読解力はもちろん英作文力も高めます。

テクニックとしては、本文に入る前に設問の内容と選択肢から「5W1H」を意識し、文脈を想像してみる。場所・時間などをある程度イメージしたら、本文を読み始め、設問の主語や動詞などと照らし合わせながら先へ進めます。各段落のキーセンテンスも見逃さないで読み進めることがポイントとなります。

●厳選!長文読解問題集

★英作文問題
短文または会話文を読み、前後関係に合うように与えられた語句を並べ替える問題です。問題数は5題ですが、8分程度でこなしていくことが必要です。

前後の文脈を見極めて句をつくるのか節をつくるのかを考える必要があります。また品詞の見極めをしてできるだけ修飾語句や修飾される名詞などの判断からまとまりをつくって、作文を行うようにしましょう。

頭の中で作文すると意外に失敗するものです。できるだけ文全体を書いてみることが大切です。予想問題や過去問で何度もチャレンジしてください。

●英作文攻略問題集!

★大問1の短文の語句空所補充を問う問題
全体の25%程度の配点です。この設問1の得点力は語彙だけでなく文法、語法力問われれていますので参考書や辞書を活用し、コツコツノートに記述し、音読で仕上げます。

ここでは語い力、熟語力、文法力が問われます。準1級と1級の場合は、文法力は身についていることを前提にしていますので語い力のみの問題です。ただこの問題に多くの時間を割くことは出来ませんので、1問を20秒から30秒のペースで進むようにします。出来れば20秒以内が理想です。
最短ルートでの解答を目指し、時間を浪費しないようにすることが最も重要です。

(1)まず選択肢に目を通す。あくまで 大まかな意味をそれぞれチェックしましょう。 全文ではなく、空所の前後を読み、キーワード&フレーズをキャッチします。
(2) 知らない語(句)が選択肢にある場合、考えすぎても不正解になる確率が非常に高いので潔く次の設問に進みます。

もっと大きな視点から確実に合格をめざすのなら、これから受験する一つ下の級を上手に利用する方法があります。例えば、準1級を受験する場合は、2級の問題の筆記題1問を選択肢を隠して問題を解いていきます。意外と負担で出来ないものです。

八割程度できるようであればやる必要がないかもしれませんが半分程度しか正解が出ない場合は、明らかに語彙不足と、文法力が不確かと言えます。 急がば回れの精神で取り組むことも大切です。

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あなたの単熟語・動詞句力など簡単にチェックできるよ。ガンバってね♪

★リスニング問題
短期間で攻略できるものではありません。毎日15分以上の聞き込みインプット欠かさず勉強を続け、その上で音読・シャドーイングなど実践していくと効果的です。聞き取れなかった英文は音読を積み重ねることでリスニング力が着実に向上します。ただ自己流に依存すると効果が薄くなる恐れもありますので科学的な専門リスニング教材を活用していくのも上策と思います。

●人気リスニング問題集!

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